【キッチンカー】保健所営業許可 対策チェックシート
1. 営業設備・車両の基本スペック(共通基準)
[ ] 運転席と調理室の完全画定
運転席と調理室(後部スペース)の間が、仕切り板やドアなどで完全に区切られている (隙間がない)。
[ ] 窓や出入口の防虫・防鼠対策
換気窓や販売窓口に網戸(サッシ)が設置されている。
[ ] 壁・床・天井の耐水性・清掃性
床や壁が耐水性のある素材(アルミ、ステンレス、FRP、塩ビシートなど)で、汚れても 簡単に水洗い・拭き掃除ができる。
[ ] 十分な明るさ(照明)
調理室内に手元を明るく照らす照明器具が設置されている。
[ ] 換気設備(換気扇)
調理スペースに適切な換気扇が設置されており、フード(ダクト)で覆われている。
2. 給排水設備(取扱メニューによる容量の選択)
※ご自身の営業形態に該当するタンク容量いずれか 1 つにチェックを入れてください。
[ ] 【40L クラス】(単一品目・簡易調理)
給水 40L / 排水 40L のタンクを積載している。
[ ] 【80L クラス】(複数品目・簡易調理)
給水 80L / 排水 80L のタンクを積載している。
[ ] 【200L クラス】(本格調理・複数工程)
給水 200L / 排水 200L のタンクを積載している。
(以下は共通の給排水チェック項目です)
[ ] 2 槽以上のシンク(洗面台)
器具・食材洗い用と、従事者の手洗い専用で、完全に独立したシンクが 2 つ以上ある。
[ ] ノンタッチ式の手洗い水栓
手洗い用シンクの水栓が「足踏み式」「センサー式」「レバー式(ひじ等で押せるも
の)」のいずれかになっている( 丸型ハンドルは ※ NG)。
[ ] 石けん液・消毒剤の固定配置
手洗いシンクの近くに、薬用石けん(液状)と手指消毒剤をボトルごと固定できるホル ダーやスペースがある。
3. 保管・衛生管理設備
[ ] 冷蔵・冷凍設備と「隔測温度計」
食材用の冷蔵庫・冷凍庫があり、扉を閉めたままでも外から庫内温度を確認できるデジタ ル等の温度計が設置されている。
[ ] 蓋(ふた)付きのゴミ箱
調理室内(およびお客様用)に、臭いや虫を防ぐための蓋付きゴミ箱が設置されている。
[ ] 扉付きの収納スペース(戸棚) 食器や使い捨て容器、原材料を衛生的に保管できる、扉が閉まる収納棚がある。
[ ] 清掃用具の独立収納
ほうき、洗剤、雑巾などの清掃用具を、食材や食器と完全に区別して保管できる専用のス ペースがある。
4. 電源・熱源の安全性
[ ] 電源の確保
冷蔵庫や換気扇を常時稼働させるための電源(サブバッテリー、発電機、外部コンセント 受け口など)が確保されている。
[ ] プロパンガス(LPG)の固定と安全対策
ガスボンベを使用する場合、走行中も倒れないようベルト等で確実に固定され、自治体の 消防条例に準拠した配置になっている。
5. 書類・資格(ソフト面)
[ ] 食品衛生責任者の資格
営業者本人、または従事者のうち最低1 名が「食品衛生責任者」の資格(または調理師、 栄養士などの免許)を持っている。
[ ] 仕込み場所(一次加工場)の確保
車内で「200L 未満」のタンクを使用する場合に不可欠な、営業許可を取得済みの固定店 舗(共同調理場や許可付きの施設)が確保できている。
[ ] 検便の実施
営業に携わる全員の検便検査済証(直近のもの)が手元にある。
保健所への事前相談用チェック(最終確認)
[ ] 車両の設計図・レイアウト図(タンク容量やシンク、冷蔵庫の配置がわかるもの)を 用意した。
[ ] 販売予定のメニュー表と調理工程図(「どこで仕込んで、車内でどう仕上げるか」を 書いたもの)を用意した。
[ ] 車両の購入・製作の「契約前・着工前」に、管轄の保健所へ事前相談に行く予約・予 定を立てた。
キッチンカーの開業マニュアル|必要な資格・営業許可を徹底解説
キッチンカーは、店舗を持たずにさまざまな場所で営業できることから、初期費用を抑えて飲食店を開業したい方に人気があります。
しかし、キッチンカーで営業を始めるためには、食品衛生法に基づく資格や営業許可の取得が必要です。また、販売するメニューによって必要となる設備や給排水タンクの容量も異なります。
この記事では、キッチンカーを開業するために必要な資格・営業許可・設備基準・開業までの流れについて分かりやすく解説します。
目次
キッチンカーとは
キッチンカー開業に必要な資格
食品衛生責任者の取得方法
営業許可の取得方法
キッチンカー設備基準
給排水タンク容量による営業内容の違い
キッチンカー開業までの流れ
キッチンカーを始めるならパインドへ
まとめ
1. キッチンカーとは
キッチンカーとは、調理設備を備えた自動車で食品を調理・販売する移動販売車です。
イベント・お祭り・神社仏閣・商業施設・オフィス街・公園など、さまざまな場所へ出店できることが最大の魅力です。
固定店舗と比較すると、
初期費用が安い
家賃が不要
出店場所を自由に選べる
イベント出店による売上アップが期待できる
など、多くのメリットがあります。
2. キッチンカー開業に必要な資格
キッチンカーで飲食物を販売するには、次の2つが必要になります。
・食品衛生責任者
・飲食店営業許可
この2つが揃わなければ営業することはできません。
3. 食品衛生責任者の取得方法
食品衛生責任者は、飲食店の衛生管理を行う責任者です。
食品衛生法により、営業許可を受けるすべての飲食店に設置が義務付けられています。
取得方法
各都道府県の食品衛生協会などが開催する講習会を受講することで取得できます。
講習時間は約6時間程度です。
取得費用
約8,000円~12,000円程度
※自治体によって異なります。
講習が不要な資格
以下の資格を持っている方は講習が免除されます。
調理師
栄養士
製菓衛生師
医師
薬剤師
船舶料理士 など
4. キッチンカー営業許可の取得方法
キッチンカーは保健所から「飲食店営業」の営業許可を取得する必要があります。
営業許可は営業する都道府県ごとに取得します。
複数県で営業する場合は、それぞれの自治体で営業許可が必要です。
営業許可申請では、
車両図面
シンク設備
給排水設備
冷蔵設備
手洗設備
HACCPに沿った衛生管理
などが確認されます。
5. キッチンカー設備基準
2021年6月の食品衛生法改正により、全国で設備基準がほぼ統一されました。
主な設備は次のとおりです。
二槽シンク(自治体による)
手洗い設備
非接触式水栓(手洗い)
給水タンク
排水タンク
換気設備
冷蔵庫またはクーラーボックス
温度計
石鹸・消毒液
ゴミ箱
保健所によって細かな基準が異なるため、事前相談がおすすめです。
6. 給排水タンク容量による営業内容の違い
営業できる内容は給排水タンク容量によって変わります。
40L程度
単一メニュー
簡単な加熱調理
揚げ物
温めのみ
使い捨て容器
80L程度
複数メニュー
2工程程度の調理
ドリンク販売
使い捨て容器
200L程度
多工程調理
車内での仕込み(一部可能)
ラーメン・うどんなど大量の水を使用する調理
通常食器の使用
販売予定の商品に合わせてタンク容量を選ぶことが重要です。
7. キッチンカー開業までの流れ
① 食品衛生責任者を取得
↓
② 出店予定地域の保健所へ相談
↓
③ キッチンカーを製作・購入
↓
④ 営業許可申請
↓
⑤ 保健所による車両検査
↓
⑥ 営業許可証交付
↓
⑦ 開業・営業開始
8. キッチンカーを始めるならパインドへ
パインドでは、キッチンカー組立キットの販売だけでなく、
保健所対応
設備相談
営業許可取得サポート
図面作成
開業相談
までトータルでサポートしています。
木材を組み立てるだけで完成するキッチンカー組立キットは、軽トラック・軽バン・普通トラックなど様々な車両へ設置可能です。
初めてキッチンカーを開業する方でも安心して導入できます。
お気軽にお問い合わせください。
9. まとめ
キッチンカーは比較的少ない資金で飲食店を開業できる魅力的なビジネスです。
一方で、営業には食品衛生責任者の資格や営業許可、設備基準への適合が必要になります。
保健所へ事前相談を行い、営業内容に合った設備を準備することでスムーズに開業できます。
パインドでは、キッチンカー組立キットの販売から営業許可取得までサポートしております。
これからキッチンカーを始めたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。